『色とりどり』
砂浜のペールオレンジ、海の青、
綺麗な山の緑、澄んでいる空の水色。
いつも見ている景色もいざ見ずに描くとなると調子が悪い。
実際にキャンパスノートを持って
現地で見ながら描くとやはり全然違う。
潮風の香りや太陽の熱で少し温められた砂浜。
見るだけじゃ感じないものを表現できそうな気がする。
色鉛筆で全体像を塗って細部を色を変えつつ
影や濃さを表現する。
色鉛筆を戻し、別の色鉛筆を取り出す。
この繰り返し。けれどそれが楽しい。
真っ白だったキャンパスは
いつの間にか色鮮やかに敷き詰められていて、
白紙の部分はほとんど無くなった。
一通り描き終えて満足した。
...と思ったが手は何かを描きたいらしい。
次ページをめくって新しい白紙に次はどうしようと
にらめっこを始めた。
語り部シルヴァ
1/8/2026, 10:25:57 AM