なけなしの休みが始まったがその間にお前の誕生日があるからどうにか気持ちは上がる。食事に行く約束をしている。外食をあまり好まないが、というか食事自体をあまり好まないのだが、お前がいるだけで心待ちの約束になる。俺は本来怠惰なので、わずかなこの冬の休みすべてをただ俺の怠惰のために過ごしたいが、同時にお前のことを愛しているので、お前が楽しいことをしてやりたいとも思う。愛など情けなど慈しみなど。抱えて生きることになるとは思いもしなかった。
12/29/2023, 6:13:01 AM