コノハ

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【わぁ!】3

「わぁ!」

「いてててっ!
もう急に終わるなら終わるって教えてよね!」

無重力の世界が終わって私は新しい部屋に着いた。というより落ちた。

何というか、

「独創的?子供部屋かしら?」

床一面にはブリキのおもちゃやら積み木、ぬいぐるみがざっくばらんに散らばっている。
さっきまで子供が遊んでいたみたいな。

「さて、ウサギは何処に行ったのかしら?」
確かにウサギはここに落ちたはず。
あの通りに他の抜け道があったら別だけど…

ガサッ

「!」

音のした方へ顔を向ける。何かがすり抜けていったようだ。私はそちらに恐る恐る近づいていく。

「えいっ!…あら?」

カーテンをめくったその場所は。

「壁?」

真っ白な壁しかなかった。

「どういうこと?」

私はペタペタと壁を触ったり眺めたりしてみたけどやっぱり壁はただの壁でしかなかった。

「うーん…ん?」

良く見ればしたの本当にしたの方に小さなカーテンが掛かっていた。
これは?
私はしゃがみこんでそれをめくった。
すると。


1/26/2025, 10:35:10 AM