一目見て好きとなることもある一方で
時間をかけて嫌いになるものもある。
時間をかけて嫌いになるものには特徴があって
小さな違和感や不満が塵のように積み重なって
素敵に見えなくなってしまうのだ。
もう一方の、一目見てずっと好きであり続けるものは
何回見ても心が安らいだり
それまで、気付かなかった素敵なところが見つかったり、絶えず自分の好ましい感情を刺激してくれる。
でも、時間をかけて嫌いになったものだって最初は素敵に見えて自分にとって好ましく思えていたはずなのだ。
では、初めから嫌いなものはどうなのだろう。
一目見て嫌という感情にベクトルが動いている。
好きも嫌いも感情が動いているのは事実だ。
ただ、それが自分にとって、快か不快かだけでしかない。
好きの反対は嫌いというが、好きの反対は無関心で
心が動かないことだと思う。
嫌いになったのならまた、時間をかければ好きになる可能性はある。
無関心になってしまったら、その限りではない。
無関心ごとが増えないよう気を付けたいし、
出来れば快の感情で生きていきたい。
でも、それすらも全ては自分次第なのだ。
6/12/2023, 10:14:49 AM