いやなことがいろいろあって、辛くて苦しくてどうしようもなかったある日、頭の中で声がしたんだ
「大丈夫だよ」って
それが彼との出会い
別に不思議な話じゃないよ
いわゆるイマジナリーフレンドってやつ
誰かに話を聞いてほしかったけど、僕は一人ぼっちだったから、そんなふうに自分の中に話し相手を作るしかなかったんだ
でも、結局は自分で自分に答えるわけだから、難しい問題は解決するはずもなく
そんな悠長なことをしてる余裕もないくらい追いつめられたとき、彼は消えた
今はそこまで深刻な状況ではないけど、一人ぼっちは変わらない
でも、もう一度彼を呼び出す気にはなれないんだよね
9/22/2023, 1:06:58 PM