2024 5/19 ♯13 〈恋物語〉
本の中の華々しい恋愛は誰しもを魅了させる力がある。例えば、紫式部による源氏物語は今もなお読者を魅了し続けていることが当てはまる。
しかし、僕たちは恋が自分からできる。一度恋が始まれば、人の考えもしなかった恋愛をしてしまうかもしれない。そんな「たられば」の話とは裏腹に、その後に待っているのはただの別れかもしれない。
ある日、友人がパートナーになり、その後突然元パートナーに変わる。僕はそれが怖い。だから、自分と一切関係の無い恋愛小説をを読むんだと思う。
僕は憧れているんだと思う。華々しい恋愛に、コンプレックスを持ってしまっているんだと思う。
どうやら僕は皮肉にも大好きな本を読みあさるうちに、とんでもない劣等感を本に持ってしまったようだ。
ただそれだけ。それだけが今日分かったことであるが、同時に恋に億劫にさせていた何かを吹っ切れたような気もする。
明日からやることはもう決まった。
5/18/2024, 10:11:54 PM