君の隣にいる夢をみていたい。
君の綺麗な髪が風になびいて、心地よい香りが感じられる。そんな情景を思い浮かべては現実を理解する。君の隣になんていられない。
もし、君の隣にいる夢を見れたなら、どれだけよかっただろう。想えば想うほど夢に現れてくれなくなるのはなぜだろう。
もしかしたら、今のこの世界が夢なんじゃないだろうか。君に会えないこの世界は、夢見の悪い日の作り物にすぎないのではないか。そうだったらいいな。そうしたら、この夢が醒めれば君の隣に。
だけど、何もかもが思い通りはいかないこの世界を現実と呼ぶのだ。だから、君の隣にいる夢を見ていたい。
遠い君へ
1/13/2024, 2:42:03 PM