気持ちが沈んでいる。
来年の頭辺り、また手術が必要だと言われた。
今年の三月に腫瘍を切除する手術を経験して、一週間近くの入院もした。
中学生の時以来の手術で、不安だらけの一週間だった。
それを乗り越え、やっと普段通りの生活に戻れたと思ったら、次回予告された。
しかも今度は、人工心肺を使った開胸手術。
手術時間も入院期間も、前回より大幅に長くなるらしい。
もうなんだか、不安と恐怖しかない。
まあ、こんなのをすでに体験してる人からしたら、何を怯える必要がある?って話かもしれないけど、それはたぶん、自分もこの手術が終わって、落ち着いた頃にこそ言えるセリフなんだと思う。
その時が待ち遠しい。
胸を切り開くとか、自分の心臓を一時止めるとか、医療の世界では当たり前に行われていることだとしても、そんなのを経験したことのない一介のサラリーマンにとっては、死の儀式にも似た恐ろしさを感じてる。
いや、もちろん、自分の命を守るための有り難い処置だとは分かっているが。
ただただ、不安を吐露してしまった。
きっと、これから家庭や職場でも、安心出来る情報を求めて不安を吐き出し続けるのだろう。
不安に苛まれて昨日のお題もスルーしてしまったくらいだし。
とはいえ、手術まであと半年もあるってのに、今からネガティブに染まるのは良くないな。
終わりにしよう。
ここに思いを吐き出せたから、もうあとはその日が来るまで、楽しく過ごすことに傾倒しよう。
家族や職場の仲間にも協力してもらって、手と手を取り合って、運命を受け入れて、その日よりももっと未来に向かって生きるために。
7/15/2024, 10:19:09 PM