たとえ間違いだったとしても
私がアナタを好きだったのは本当なんだ。
アナタが良いと思って近づいた訳じゃない。
アナタが恋の海へ沈みきれなかった。
アナタの方が子どもだったのよ。
周りの目を気にして生きていて何が楽しいの?
何を失うのが怖かったの?
自分の素顔を見せずに人を好きになれるなんて甘いの。
アナタを好きになったのが間違いだった。
僕は貴女を好きになれてよかった。
貴女の誘惑には勝てそうにもないよ。
僕が生きてきたなかで貴女が一番好きになれた人だった。
僕みたいな凡夫が貴女みたいな素敵な人と付き合えるなんて夢だからね。
貴女の恋の海は深すぎた。僕では息が詰まってしまうよ。
僕はまだ子どもだったみたいだね。
貴女を失うのが怖くて、貴女を花や蝶のように丁重に扱いすぎるがあまり貴女はまるで触れてはいけない存在みたいになってしまった。
そのせいでいつの間にか自分を隠して、見失ってしまった。
もう一度だけ貴女に会えたらなんて言うべきだろう。
……
「たとえ貴女を好きになったのが間違いでも、今の僕には貴女を好きになったことが正解」と胸を張って貴女に言える。
4/22/2026, 11:12:21 PM