風のしっぽ

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一番最初の、貴方との出会いは、
ガラケー時代の悩みサイトで、貴方の文章の神秘性、どこまでも理解不能な文章が、私の寂しさに触れてしまった所から始まってしまった。

貴方から「俺の声、聞いてみたい?」というようなメールが来た時、受け入れてしまった弱さ。電話番号を教えてもらったけど、かけるつもりはなかったし。

それは、『お守りのように大事にしたかったから』、と、『掛けたらいけない…』そう思ったから。

貴方から「なかなか電話かけて来ねーよな」と、メールが来た時、『捨てられるかもしれない』と思ってしまった。捨てられたくないという切なる気持ちの方が勝ってしまった。

貴方と初めて対面したのは、駅のベンチ。2時間くらいベンチで話しましたか…会ったのはその時1度きり。最初で最後の1度きり。

その時お互いに感じた、『なんだかガッカリした』その気持ちで終わりにすればよかった。

なのに、貴方は私を必要とし、私は捨てられたくなかった。文字と声だけの関係ではあったけれど、利用されている…そう感じても、自分から離れる事ができず。

それでも、離れる決心してアドレス変えて拒否しても、なぜか貴方に何度も呼び戻された。



2005年3月31日だと思う、貴方との電話のやりとりで、「私は小説家になるつもりはないんだけど…」と、いうような話しをしたと思います。その後、突然の訳のわからない貴方からの拒絶メールが届いたのが4/2。その後すぐ私からのメールは拒否られた。パニックになった私は、貴方の留守電に感情のままの多分意味不明なメッセージを残した。そして私はすぐに機種変。電話番号を変えた。

突然拒否られたのは、
どこかの段階で小説家を貴方と一緒に目指す…という話になっていて、私が小説家になりたいと、貴方に嘘を吐いて気を持たせていた…という事だろうと、思ってます。
どこかで嘘を吐いたと、私に自覚はないけど、そう思われた。

その時点でのメ拒否など、どーでもいいんです。私もメ拒否なら何度もしたので。


そのあとの、2006年か2007年頃のauoneブログで、
『どこでも勝とうとするあんたはニセモノだよ』と書いてましたよね。散々侮辱もして。貴方は、私の事など何も知らないのに、分かったつもりになって、私が誰をどう守ろうとしてたかも知らないのに。何も分かってないのに。


あれから17年ほど経ちましたか。長かったです。でも、文章にしてみれば、物語にすらならないこの短さ。過去など無意味。

貴方にとって、私はニセモノで嘘吐きで性悪だとしても、

本当に傷ついた心をひた隠しにして、精一杯受け止めようとした、理解しようとした、その私の心は本物です。

それだけは、心は、自分で守る。

貴方からニセモノなどと侮辱される筋合いは毛筋ほどもない。

馬鹿にすんな、くそったれ。

11/20/2024, 11:29:27 AM