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夜明けとともにマヅメがやってきて魚もライズする

時合は景色など目に入らない
約30分から1時間、早ければたった15分の真剣勝負なのである

しかし、私は知っている

朝焼けの、淡くやさしくそれでいて圧倒的な光量や、灼けるように真赤で肌にまとわりつく濃厚な色彩の空がどんなに美しいか

澄んだ空気はこちらの都合などおかまいなしに1日の始まりを意識させ、時間になれば鳥たちは挨拶や情報交換に忙しく騒ぎだす

そう、それは坊主だった日の経験
サンライズは、私にとって切なさとくやしさを帯びた記憶をよみがえらせる言葉だったりもする

ここにいるみなさん、おはようございます

5/22/2025, 10:01:19 AM