君がセーターを着ていると私はいつも君に抱きついて甘えていたなぁ。
君の温もりがいつもより感じれて、暗闇の世界の中、唯一光っている存在のようで、私は君の胸の中にいたらどんなものも怖くなかった。
そのくせ私は、いつも待ち合わせに遅れたり、駄々を捏ねたり、意地悪したり、君に迷惑ばかりかけていたよね。ごめんね、こんな我儘な彼女で。
多分君も付き合う前は私がこんな女だったのなんて知らなかったよね。
君にとっての…特別に、私はなることが出来なかった。
もう一度あの時間に戻せたら、いつもそんな偶像を求めてしまっている。
寒い日は、厚着をして手を袖に隠した。
もう温もりに触れられないから、ひとりで光るしかないから。「ごめんね……ごめんね、」
いつも謝りたくなる。記憶を辿る度、涙が溢れて止まらなくなってしまう。
私は、何がしたかったんだろう。君を苦しめたくなんてなかったのに。ただ、私もあなたに温かさを上げたかったのに。甘える場所を、幸せな時間を、作れなくて……ごめんなさい。
そんなことないよ
確かに君は僕が付き合う前に想像していた人とは違ったけど
新しい君を知れてなんだかとても嬉しかった
君ばかり甘えていたんじゃ決してないよ
僕は君と居れただけで幸せなんだ
君の笑顔が
どんな太陽よりも温かかった 眩しかった
自然と疲れなんてなくなって
一気に気が楽になって
気付いたら最後まで笑顔だった
君が僕に無いものくれたから
君が僕に明日をくれたから
僕は後悔なんて何一つない
むしろこんな幸せな彼氏でいいのかってぐらい
だから安心して
僕は最初から最後まで
君のことを愛していたよ
セーター
11/24/2024, 10:36:46 AM