四六時中あることに思考を独占されることがある。
あることとは、新しいものだったり、古いものだったり、人によっては一つだったり、たくさんあったりする。
思考を独占されているときは、周りのことなどどうでもよくなって、生活すらも疎かになる。
それはひたすらに楽しくて、楽しくて、ずっと続いて欲しいと、あなたは願っている。
そう、熱中しているのである。
だがそれは、いつしか消えて無くなって、もうあなたにとって、どうでもいいものとなる。
何が理由かは分からない、時の流れに抗えなかったからなのか、どこかで繋ぎ止めていた糸が切れたのか、はたまた切られたのか。
でもどこかに、その時の熱は残っている。
ふと思い出す、熱中していた、あの頃の自分。
とても愛おしく思えて、あの頃の記憶が蘇る。
また熱中するのもいいだろう。
一度熱中したものは
これからも、ずっと、
あなたの中に生き続ける。
――――――――――――――――――――――――
ずっと何かに、熱中していたいなあ。
4/9/2024, 6:44:37 AM