【花の香りと共に】思い出すのは、君から溢れくる花の香り。何処かでまた会えるだろうか?名前も顔も知らない。ただ一瞬通り過ぎただけのことでしかないのに。それでも会いたいと願えば想いが溢れる。硝子(ガラス)の中に散りばめた色とりどりの華やぐ花達。そこにゆっくりと熱湯を注いでいく、香りがたちまち鼻腔を擽(くすぐ)った。そして、花開く。これで少しは君を感じることが出来るだろうか。花の香りと共に。
3/16/2025, 11:17:16 AM