身体と魂の守護者雨が降っていた。細かい雨で触れると消えちゃうような。顔をあげるとお日様が輝やいて。キラキラしている雨だった。その光が私の眼に映る。その瞬間、『身体』は初めて魂を宿した。――私は歩く。この身体を動かして。 せっかく神様がくれた身体。使わなければ、もったいない気がした。大丈夫。何があっても。だって、柔らかい雨が守ってくれるから。柔らかい雨
11/6/2023, 1:49:12 PM