タイトル「星空の下で」
「ねぇ、今日夜ドライブ行かない?」
そう僕は、彼に提案してみた。
多分嫌って言われるだろうなって思いながら、
案の定「めんどくさい」と言われた。
まぁ、そうだよねって思いながらいつも通り家事をした。
「あ、明日ゴミ出しだから捨てに行かなきゃ」
と、思い出した僕はいそいそとゴミ出しの準備をした。
準備が終わり、懐中電灯を持って家を出ようとした僕の
後ろから彼が着いてきた。
「どした?」
「ごみ捨て行くんでしょ。ついてく。」
「あそう。じゃあ、ゴミ持ってくれる?」
「いいよ」
その会話とともに家を出た。
この時期といえば桜だ。
僕の家の近くの神社の前には桜道がある。
この時期になると桜が咲くと同時にライトアップがされる。
ごみ捨てを先に済ませ、僕は
「桜見たいから先帰ってて」
とだけ伝えてひとりで見に行こうと思った。
どうせついてこないだろうし、なんなら早く帰りたがると
思っていたから、先に伝えてひとりで向かった。
その日は、運良く桜の開花状況も良く星空も綺麗に
見えて絶景であった。
星空の下の桜も悪くないなと思った。
4/5/2026, 11:37:55 AM