逆井朔

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お題:朝日の温もり
 目が覚めて窓を開け、雨戸を開けた時の朝日の眩しさが正直なところ、割と身に堪える今日この頃だ。
 まっ暗闇の室内に差し込む一条の光の破壊力たるや、筆舌に尽くしがたいものがある。まるで気分はバンパイアだ。
 ああ、朝が来た。仕事が待っている……やるべきことが山積している……。
 恥ずかしい話だが、顔を洗うのも、服を着るのも、朝ご飯を食べるのも、歯磨きをするのも、出勤をするのも、昼ご飯を食べるのも、帰宅するのも、お風呂に入るのも、夕ご飯を食べるのも、何もかも億劫に感じることがある。
 多分、読書と、音楽を聴くのと、映画を観るのと、歌うのと、ピアノを弾くのと、感想とか日記みたいなのを書くのと、小説を書くのと、寝るのは億劫じゃない。好きだからだ。
 なんかこう、面倒なことは魔法でちゃちゃっと全て終わらないかな?? みたいに、現実逃避気味な妄想を繰り広げたことは、一度や二度ではない。
 余談だけれど、朝日の眩しさはしんどいけれど、朝日の温もりによって暖められた布団は存外嫌いではない。但し暑い日を除く。

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執筆時間…10分くらい?
 
 

6/9/2024, 2:20:47 PM