さよならグッピー

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好きじゃないのに
 「ぼく、かわいいものだーいすき!」
小さい頃は母さんの好みに着飾られ
蝶よ花よと育てられた。
その結果
学生時代の友人は好みの合わない奴らになった。
だけど、僕は友人が手放せなかった。
社会人になって、やっと…やっと!自由なんだ!
と思ったのに
僕の周りにある物は全てかわいいでいっぱいだった…
かわいいしかいなかった…
かわいいぬいぐるみ、かわいい部屋
それが好みの友人に両親
かわいいしか僕にはなかった
僕はかわいい以外の物に触れるのが難しく感じた
「ははっ、本当は好きじゃないのにな」

3/25/2026, 2:04:01 PM