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たまには

雨に打たれて泣いちゃうくらい落ち込んだら、君に会いに行くための準備をする。そんな衝動を感じるたび、君を思い出す。浅瀬の前にいる君が遠のく。曖昧なさよならがずっと尾を引く。風を待って、通り雨が降る。何気ない隙間に残る情景を、会いたいと願うのに忘れていく、そんな日々。冷たい感情には君が住む。

3/5/2024, 4:08:40 PM