「欲しいものが無い」ということで、常に満ち足りているという自分を他人に向けて演出したり、「時間が欲しい」などと言って忙しいアピールをしていたりと、私が欲しかったものはそんなものではないことに今改めて考えてみるとそう気付いた。
他者からの賞賛。
言葉にしてみれば、こんなものだったのだろう。
そんな形のない欲しいものを求めている間に、自分が具体的に何を欲しているのか分からなくなってしまったような気もする。
そもそも、Z世代の特徴として形のある物を欲しがらないという特徴があるらしく、私も漏れなくそうであるという可能性もあるが。
まあ、お題に答えるのなら、今の私に欲しいものはない。
これまでの見せかけの願望ではなく、私はもう欲しいものが手に入っているからそう言っているだけだ。
それに、常に足りない、満ち足りないと思うよりは満ち足りていると思ったほうが……いや、これは正当化だろうか。
ふと思ったのだが、欲しいものというのはこれまであったものが無くなって初めて欲しいと思うのではないだろうか。
手に入れたことで明確な何かが得られる確信がなければ欲しいとは思わない。少なくとも私はそうだ、
7/22/2024, 8:20:46 AM