まだ知らない君
君の横顔 ふいに見とれて
視線そらしたのは きっと僕のほう
「またね」なんて 軽く言うけど
本当はその声 もっと聞きたくて
この気持ち伝えたら 君はどんな顔するの?
変わらないままでいられるなら
ずっとこのまま 片想いでいい
まだ知らない君がいる
僕がどれだけ君を好きかも
「おはよう」って笑うたびに
消えそうな勇気を握りしめてるんだ
でもね 君は知らない
僕が死ぬ気じゃないことも
この想いを伝えられないことも
隣歩く ほんの数秒
それだけで世界が 色づいていく
「好きな人は?」聞けるわけない
だってその答えが怖すぎるから
例えば僕が消えたら 君は泣いてくれるの?
そんなこと考えるほど
臆病な僕を 笑ってくれる?
まだ知らない君がいる
君の一番近くにいるのに
「大丈夫」って笑うたびに
本当はね すぐ泣きそうになるんだ
でもね 君は知らない
僕が君を諦めないことも
この恋がずっと終われないことも
明日もきっと 君の隣で
何気なく 君を見つめてる
このままでいい 変わらなくていい
それでも 一つだけ願ってしまうんだ
まだ知らない君がいる
僕がどれだけ君を好きかも
「おやすみ」って手を振るたび
もう少しだけ 一緒にいたくなる
でもね 君は知らない
僕が死ぬ気じゃないことも
この想いがずっと消えないことも
君はまだ 知らないままでいい
1/30/2025, 10:53:12 PM