ぐるっと眩み八転び
横目で悟ったまたしてものやり直し
同じ焦熱を何度も何度も
同じ憂愁を何度も何度も
君はずっとそこにいる
僕はまだサイダーを握っている
もう飲めたもんなんかじゃないだろうこれが
腐敗した時間を証明してる
ねぇ、君の言ってた取り柄何だっけ
あぁ、おしゃべりなとこだっけ
じゃあさ、話そうよ
、なんか言ってよ
話聞いてよ
ねぇって、こっち見なよ
目ぐらいは、開けてよ
潮時か
持て余したそれを胃に棄てる
ぬるい炭酸と無口な君を
一つと残さず飲み干し砕く
もしかするならそれらは全て、誰かの塩酸に過ぎないかもな
あぁ、醒めちゃった
ただいま、夏
さようなら、夏
8/5/2025, 1:56:53 PM