どこにも行かないで、そう、言われた。
初めてだった、あんなにも、自分を毛嫌いしてた
アイツが俺に対して、そんな事を言わなかった、
のに、今更ながら言われてしまった。
これから、危険である仕事に出掛けると知らせず
このまま、会社から出ていこうとしてたら、
俺よりも1cmだけ身長があって、肌が白くて、
片方の手は義足のアイツが血相を変えて、
俺を呼び止めたのだ、新世界プログラムから、
起きて、間もないのに、リハビリをしながら、
日々頑張っているのに、何故俺を構うのか、
分からない、だが、早く行かなければと思い、
掴まれた片手を振り払おうとしたら、
両腕を掴まれた。一瞬のことで混乱したが、
次の言葉で、これをされた意味が分かった。
"予備学科のくせに、
一人で危険なことに突っ込むの?!
ボクだって君の隣で助ける事くらいさせてよ!"
それは、俺に対しての心配の言葉だった、
だが、問題は此処は未来機関の廊下であることだ
この話は、苗木に聞かれており、
'他の人が代わりにしてたから平気だよ!
それより…、次は狛枝クンにも相談してから、
前線に出すことにするね、本当にごめんね…。'
そう言われてしまった…、その方がいいのも、
俺は知ってるんだが…、まだ、何も関係もなく、
ただの'友達'なのに何故か付き合ってるという、
噂が流れたのは、間違いなくアイツのせいだ。
そう文句を言っている日向だが、
後ろをちゃんと見てみろよ、後方彼氏面が、
俺を睨んでるからさっさと、行ってやれよ…。
怖いんだよ……マジで…、
イケメンのアイツが怖い形相してんの((( ;゚Д゚)))
元ネタ
狛日(巻き添え左右田、未来機関パロ)
6/22/2025, 11:01:21 AM