生粋

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【透明】


若かりし頃

自身を透明と疑わない

不純物だった

それは

透明感だとかではなく

無色の意


実際のところ

無色では無く微色だった


次々と個性を発揮していく周囲に気圧され

劣等感だけは一人前だった



今でもたいして変わっていない

だけど

共感を得られる事は増えた

俺の色は瞬発型はなく

持続型だったんだろう


時代が追いついた

なんて言ってみたいけど

多様性の時代が居場所を作ってくれた

ってのが正しい


だからもし

あなたが今

ど~にもならなくても

いつかど~にかなるかも知れない

とは言えるぜ

2/27/2025, 5:46:05 PM