曇りガラスに書いたサヨナラ
葉を落とした木々は寂しげに
キミからもらったマフラーは
深い海の色を携えてわたしを
暖めてくれている変わらずに
向かい側の席の見知らぬ人が
あなたによく似合ってるわと
微笑みかけた会釈をして返す
流れていたTake The A Tainを
ぼんやりと聴いたテーブルに
運ばれてきたキミとの想い出
『紅茶の香り』
10/28/2024, 12:30:30 AM