朝目覚めて1人、挨拶をして、顔を洗う。元気か、と思うこともない。死を知らぬ限り、君は存在している。海馬を通して今も侮蔑の目を向けたり、陽だまりのように暖かな時間をもたらす。ざまあみろ、とこちらも語りかける。最後の言葉をまだ噛み締め続けている。味がしているような気がする。元気であったかどうかは、君の訃報を受け取った時に初めて考えることにしている。
4/10/2025, 9:08:03 AM