眠り姫なんて柄じゃないが、100年の眠りから覚めた私は、姫よりも孤独だった。 知己は皆、死んでいる。 もう一度眠りについて、君が生きていた頃の夢を見たい。そんなことも考えた。 でも、過去に生きた君の日記を受け取り、私はそれを支えに歩んで行く。 夜、眠ると夢を見た。君が成長していく夢を。
1/13/2024, 10:05:14 AM