風に乗って飛んできたタンポポの綿毛が肩にとまったと思ったら、黄色い服を着たちっちゃな女の子になった驚く僕に女の子は言った「こんにちは、私はタンポポの妖精よ」小首をかしげた愛らしい笑顔「ようこそ妖精さん、僕と少しお話ししませんか?」けれども女の子は言った「ごめんなさい、お話ししたいのはやまやまだけど、私は今、旅の途中なの」次の瞬間、強い風が吹いて、綿毛はどこかへ飛んでいった
4/29/2024, 12:18:20 PM