雫の光

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視線の先には、私より優れている「あの子」がいる。
同い年なのに抜かれちゃうのが尊敬して、憎んで。

自分を慰めたいがために向けた視線には、私より劣っている「あの子」がいる。
年上だけど、私より下手なのを喜んで、虚しくて。

私のカメラはいつもあの子やその子を写している。

私はいつも「誰か」にピントを合わせてるけど、
私は誰かのピントに合っているのかな。
そんな私の存在意義とは_。

*視線の先には*

7/19/2023, 12:57:15 PM