言えば分かり合えるなんてそんな夢物語信じてはないけれど,それでも伝えたいんだ。だって態度だけじゃこの想いは 感情は伝わらない。
心のうちは誰にも覗けない。表に出さなければいくらだって飾り立てて偽れる。だからこそ......
ああ,でも。あなたは束の間の言の葉を信じてはいない。好きだとか 愛してるだとか 借り物の言葉を受け止めてくれない。
いつだって否定もせず聞くけれど,僕の言葉を疑っている。違うか,軽んじている。嘘ではないけれど ただ雰囲気で口を着いたそんななにかだと思ってる。
こうして会っているのに手紙だなんて笑うのかもしれない。それでも,少しは本気にしてくれるでしょう? 文字は簡単には消えないから。微かであっても必ず跡を残すから。
だからさ,受け取ってよ。
何度だって確かめられるように。僕の想いを証拠として取っておいて。忘れないように。
君ならわかるはずだから。書き直しだらけのそんな文の意味を。
テーマ : «あなたに届けたい»
1/30/2023, 2:23:21 PM