共存と両立

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極悪人の罪すらも軽くなる世の中で、引きこもらざるを得なくなった私にどうやって罰を与えるつもりなの?
与えられるつもりでいるの?
ああ、与えようなんて意識すらしていないのだろう。
私の精神を追い詰めて、金さえ払えばなんとかなると思わせられたらおまえたちの勝ち。

だけど私には失うものはない。
命もお金ももういらない。

奪えるものがないところを執拗に脅迫したところで、おまえたちの罪が増えるだけ。私は、世界がそれらを正しく罪と認識できているのかを、ただ見ている。

誰も私の罪を説明できやしない。
なのに、誰もが私を悪だと言う。

しかし、私はどんなにこの世界が呪わしくても、行動を起こさなかったし、口を閉ざした。誰も救わない代わりに、誰も傷つけなかった。

行動してみようとしたし、救ってみようとしたけれど、
私が人のためになにかしたいと思い続けることは叶わなかった。私の出会う人々はみな私利私欲のために他人を利用したがるものばかり。

私の考えを否定し、無力な私を罪と断じるのなら、早々に死刑にしてみせて。私は自殺などする気は無いけれど、私を殺す罪をおまえたちに与えるだろう。

おまえたちが手を汚さないなら、おまえたちの代わりに手を汚した何者かには恨まれるだろう。

私を殺す者は、罪悪感で死ぬかもしれない。
語れない罪などないも同然。まともな人間なら罪の意識には耐えられない。

私が正しいと思う世界が、現実のものであるならば、滅びるのは誰か。
もう結末は決まっている。
私は殺されてもなお、おまえたちを呪う。それは私の意思とは関係なくプログラムされている。

私はすでに罰を受けている。
この世の全てが苦痛だから。

この世界が狂っていることで私腹を肥やしているおまえたちには、もうすぐ因果応報が訪れる。









9/9/2024, 3:35:40 AM