自分の人生がどこからどこまでかを時間で表すことはできない。ただその中で一番失敗は、彼女の人生を見守ると願ったことだ。
好きじゃないのに。
そもそも彼女は誰なのだろう?
私の運転している車が歩道に乗り上げ、彼女を轢いた。何が起きたかよくわからず、ただ自分が死ぬこと、誰かを巻き込んだことだけは理解した。
その瞬間、願ったのだ。生きてて欲しい、と。
幸い彼女は命に別状なく、大きな怪我もなかった。
そして、私は彼女の人生を見届けることになった。
ただし、何もできない。ただ見守るだけだ。
最初はそれでよかった。
私の目の前で彼女は彼女の人生を生きた。
いいことも悪いことも、同じように乗り越えていった。
むしろ、長生きした。
生きてて欲しいと願った私の気持ちは、その後変化した。
早く死なねーかな。
3/25/2026, 4:41:00 PM