娘は靴紐を結ぶのが
苦手だった
「靴紐の結び方がおかしいよ」
その一言でへそを曲げ
「もう行かない!」
チケットもったい無いなあと、
家にいると言ってふくれている娘を
祖母に預けて
1人で出かける羽目になった
ファミリーコンサート
私の世界からは
こう見えていた
娘の世界では
楽しみにしていたおでかけが
靴紐一本で
なくなってしまった出来事
悲しかっただろうな
靴紐一本でも
見える世界は
人によって
こんなに違うのか
自分の古い価値観
記憶の奥底に
まだ隠れていたんだなあ
今の私はどうだろうか?
そんなことを
ふと感じた
9/17/2025, 11:22:08 AM