君が半袖の季節になった。焼けた肌をさらした君は、いつの間にか髪も短く刈り上げ、どこか遠くの先を見ている。君が見るその先に私はいるのかな?ねえ、なぜ私は君を追うのだろう。きっと、君が眼差しで、私を心配そうに、やさしく労わるからだね。夏の日差しを避けた、テレビの明かりだけが光る部屋で、今日も君の帰りを待つ。
7/26/2025, 5:14:28 AM