「どこか、どこか遠く…」ここではないところに逃げ出したい。他県?違う。他国?違う。同じ“星”にいる限り、生きてる限りはいつかは巡り会えてしまう。空を見上げれば、何百光年も先にある存在が瞬いている。そうだな。あの星がいい。月でも火星でもなくて、太陽系を超えて銀河系のもっと深く。あそこなら、誰もいないあそこなら、きっと自由に生きられるだろうか。在りたいままに、命を燃やすことができるだろうか。(遠く…)
2/9/2025, 8:04:43 AM