特別
あなたに出逢うまで
私は知らなかった。
また逢えるなんて確証がないのが
こんなにも怖いだなんて。
なぜか妙に気になって、連絡先を交換しても
突然既読スルーされやしないか
心が、苦しくて眠れなかったの。
あなたは言った
また会えると思ったよ
私も、なんて答えたけれどね
私はもう二度と会えないかもと思ってたよ。
そんな風に感じ方がお互いに違うのに
どうして今恋仲に?
私は嘘で出来ている。
あなたは私が思うよりもずっと素直で、正直者。
あなたの目に私は今どう写ってるの?
怖くて目が見れないよ。
緊張して、直視できないと誤魔化しているけど
いつか化けの皮が剥がれるその時まで
せめてその時まで愛してほしい。
どうやって人を信用するの?と聞いたら
裏切られても良いと思ってると答えた。
ねえ、そのあとはどうなるの?
裏切りを知っても、許せるってこと?
許したとして、愛せるの?
全部吐いて楽になってしまいたい。
けれどそれは私だけが楽になるだけで
相手のことは考えていない最低な行為。
今までの私なら、それでもいいと。
自分が楽になれたらいいと。
けれどあなたは特別。
あなたが知って、少しでも傷つくとか、嫌な気分になりそうなことは、隠し通すのが優しさだと。
あなたが教えてくれた。
私も、あなたの過去を聞かない。
いいの、それで。
私も、あなたの特別なら。
3/24/2024, 7:38:03 AM