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ざあざあと、波を砕く音が
ひゅーひゅーと、夜風を切る音が耳をつんざく
文明のない原初の海原で、わたしは空を見上げていた。
煌々とした星たちが、
月明かりだけが、わたしの進路を照らしていた。

7/16/2025, 1:40:42 AM