今日のテーマは『追い風』ということで。
去年のことですが、就職活動をしていました。
最初に希望していたところは折り合いがつかなかったので自ら辞退し、ちょっと疲れたし、お金にも困っていなかったので気ままに次の就職先を探そうと考えていました。
ところがどっこい。
辞退し、上記のようなことを考えながら喫茶店で煙草を吸っているとき、求人を見るために登録していたところから連絡があり、仲介もするのでと求人を紹介されました。
はてさてどうしたものかと悩んだものです。
人生とは岐路の連続、選択の連続だと常々思います。
私は人生の分岐点というものを直感的に感じるのですが、そのときに思い浮かぶイメージは岐路の前に立ち尽くす自分の姿です。そして風が吹いている。「さぁ、どちらに進むのか?立ち止まる時間なんてないぞ」と言わんばかりの『追い風』が吹いてやまないのです。人の気持ちや事情なんて関係ない、嫌な風ですね。まったくもって。
私は極端な変化を嫌いますから、本当はじっくり立ち止まってどちらに進むか吟味したい性分なのですが、人生の岐路に立たされるというのは決まって立ち止まれない。
幸福の女神には後ろ髪がない、つまりタイミングを逃せば捕まえられない(過ぎ去ってからでは後ろ髪を掴めない)ということの例えですが、まさにそんな感じです。
ただ、私はこの嫌な『追い風』には逆らわないようにしています。というのも、本当は心地よい風を嫌な風だと思うのは、おそらく私の弱さや甘えから来るものなので。
そのときはちょっとしんどくても、多分、どこかで好転すると信じて。そしてそれはあながち間違いではないと個人的には思っています。塞翁が馬、結果論かもしれませんが。
さて、そろそろ30分が経ちました。
新しい年の始まり、数ヶ月後には新しい年度の始まりが訪れるわけですが、こういう時期は嫌なだと感じる風も吹くことでしょう。ただ、あえてその風に身を任せてみると、結果的に『追い風』だったと気づくかも、なんて思ったり。
私も今の職場に満足していますから。
はい、今日のテーマはこのあたりで。
1/7/2025, 1:01:30 PM