所感5 恋か、愛か、それとも
友人が好きな人ができたと言ってきた。同学年でクラスは違う人。どこが好きなのかと聞くと、全体的にタイプだと返ってきた。恋愛ってそういうものなんだなと学んだ。
兄弟のうち半数に、恋人ができた。あれでもできるのだなと、一つ学びになった。
昔馴染みの友人に、彼氏ができた。喜々としていて、真っ先に自分達に伝えてくれた。もちろん素直に祝った。数ヶ月後、彼女は別れた。
自分には恋愛というものがいまいち分からない。というか、自身の恋愛対象が所謂少数派という物に含まれる人間のため、社会的にも恋愛するのに向いていない。そして、自分自身も恋愛することをあまり好いていない。それらを素敵なものだな憧れるなとは思う反面、どうせ行き着く先は性欲なんだろ気色悪いなと思ってしまう。
誤解しないで欲しいのは、別に性欲といった欲望を嫌っているわけではない。欲望とは人間が生きるために有している。その中でも性欲は生理的欲求に含まれ、マズローの欲求階層説に基づけばこれは土台となるものでもある。それくらい、性欲とは重要だと言うことだ。そして自分はそれを理解しているし、嫌っているわけではない。
ただそれは他者のだった場合で、自分にそれがあるのを思うとえもしれぬ嫌悪感に苛まれる。トラウマがあるわけでも何でもないのにおかしなものだ。
とどのつまり、自分は根底から恋愛するのに向いていないということだ。やってしまえばどうにかなるのかもしれないが。
こんな自分でも、一応人を好きになったことはある。だけどあの好きと、みんなが持ってる好きがいまいち一致しない。だからこれが本当に恋なのか、愛なのか、それとも何なのかが、いまいち分からない。相談すれば良いのではないかと思うかもしれないが、おそらく他人に聞けばさすが恋愛赤ちゃんと茶化されて終わりだ。
自分には「恋か、愛か、それとも」と問われて友情と続けるべきなのか、性欲とつなげるべきなのか、尊敬や憧れの延長線上と言うべきなのかそれすらもわからない。アタッチメントなどの視点でいけば、尊敬や憧れが続くのが正しいのだろうか。
自分にはそれすらも、何もわからない。
本当に何を言いたいのか分からなくなってきた。書いてるこいつが分からないのだから読んでるあなたも分からないだろう。それで正解です。多分だが、恋愛ってどういう方面から見ても難しいね。ということだと思います。知らんけど。
6/4/2025, 12:20:09 PM