john

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「あの頃の不安だった私へ」

いつもと違う道、違うこと、違う人。
いつもが作り上げる安心から外れると、
途端に心が落ち着かない。

だけど、
私が分からないことには、
どれだけ心を配っても、私が分かることはない。
誰にも分からない。

ならばいっそ、考えなければいいのに。
でもそうはいかないのが心。
自分が傷つくようなことを恐れるのは当たり前。

でも振り返れば、
それらの出来事は必ず過去になる。
いつかの私の「あのときの」に変わっている。

きっと大丈夫、なんて言ってもあなたには響かない。
だって、安心できるほどの経験がないから。
自分自身が保証できないから。

だから、魔法の言葉。
なるようになる。
ううん、なるようにしかならない。

時は止まらないから、いずれ進む。
進んでしまえば、ふと気づくとそこは、
「あの頃の私」を懐かしむ私がいる。

#2

5/24/2023, 1:28:44 PM