ヒーローだった私がこの世界に来て半年。
なのだが
『私も先陣切って討伐したいんだよなぁ』
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私もみんなと戦えるよ?
という発言にパレスの執事たちはアモンを筆頭に大反対をしたのだ。
主様を危険にあわせるわけにはいかないと言われるのは分かるがこちとら元プロヒーロー。死地は嫌という程乗り越えてきたと思ってる。
こうなれば強行突破をするか。
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朝夕の鍛錬の時間は把握済み。
朝の2階組の鍛錬を見学させてもらう事にした。
まずはアモン、ボスキの組み手
次にハウレス、フェネスの組み手を見て
『勝てる』
確信した。
「……主様?」
私に気付いたハウレスが息を切らして駆け寄る。
『ねえ、ハウレス。私も入れて』
「鍛錬に……ですか?でも……」
「主様、ダメっすよ。」
いつの間にかアモンが近くにいてハウレスの言葉を遮り反対を申し出る。
「主様を危険な目にあわせないように、俺たち執事は鍛錬をしているんっすよ。だから主様が強くなる必要はありません」
「……よく言うぜ、アイツ主様がこっちに来てから鍛錬サボらなくなったよな」
「ボスキ、聞こえちゃうよ」
『じゃあ、私がハウレスに剣で1本でも取れたら鍛錬参加していい?』
「人の話聞いてるっすか!?!?」
聞いてるけど聞いてないよ。
『だって私も君と一緒に戦いたいから』
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hrak×aknk
君と一緒に
1/7/2024, 8:23:50 AM