【街の明かり】 終電のひとつ前の電車に乗って家路に着く エレベータのない4階にある部屋へたどり着く その頃には既に全身から疲労がにじみ出している ため息と共に鍵を取り出して、ふと振り返る 遠くのビル群には煌々と明かりが着いている ああ、明日もあそこへ行くのか… 誰ともなく呟いた言葉は 誰にも届かずに夜空へ消えた
7/8/2024, 2:34:13 PM