風土

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【今回はかなりテーマが暗いこと、
自身の感情ベースに書き出したものなので、
感情移入しやすい方は読む際にご注意頂けると
嬉しく思います。ほんとに重いです|ω・`)スミマセン】


飛べ!飛んでしまえばいい!

1人。布団の中、薄あかりに照らされた
ベットサイドのカーテンを、苦し紛れに見つめる。

飛ぶ勇気なんてない、でもそれくらい惨めなのだ。
―情けない。
でも、情けないことを知っていて勇気の出ない自分は、もっと情けない。

人間として価値の低いものだ。誰かそれを認めさせて欲しい、そして進む勇気が欲しい。

独りよがりな考えを飽きずに、繰り返し繰り返して、
どうして、諦めきれないのだろうと思う。

私は一体何を、諦めきれていなくて、このままここで
窓の外の世界を考えるだけ考えてから踏みとどまる、

なんで?

考えをやめようとは、思わないのだろうか。
手放してしまえば終わることなのに、私1人息を飲み、
頷けば、きっと済む話なのに。

だけど私の中はどこか、確信に満ちていて、
考えることを止める選択肢は残されていなかった。

明確な答えは分からない、今はとにかく
自由を手放したい気分だった。

でも結局、自由に縛られたまま、
『また』だ、窓の下に落ちた時の感覚を想像する。

7/19/2025, 2:38:38 PM