そっと近づいてくる黒い人影…
変な人かな、と警戒心を強める
「あ、あの…!」
聞こえてきたのは、わたしと年がかわらなさそうな
男の子の声
「え…?」
「あの…!僕と付き合ってほしいです…、!」
「え…、えっ!?」
君と出会ったあの日はわたしにとってすごく特別な日だ
急に、知らない男の子からの告白なんて、驚く前に
少し恐怖もあったなぁ
でも、連絡を交換して、少しずつ君のことを知った
わたしがあなたを好きになるのに
時間はかからなかった
もしも、あの時そっと近づいてきて、声をかけてきたのが君じゃなかったら、どうなってたかな…?
いいや、やめよう
もしも話なんていらないよね
だって、今、わたしは幸せなんだもん
それだけで、十分…
1/14/2025, 12:05:38 PM