【相合傘】
私は、人生で初めて相合傘をしている。私は雨の日にしかほとんど外出をしない。雨の日ではない時は、用事だけ済ませてすぐに帰ってくる。何故なら、人が多いからだ。私は人が多いところが苦手なのだ。でも、そんな中、手を差し伸べてくれた人がいた。その人に恋をした。その人は、華恋といった。本当に、名前の通り華やかで、恋に落ちた。そして、今、その華恋さんと相合傘をしている。きっかけは、さっき、私は告白した。返事は保留だった。そして、帰ることになった。でも、華恋さんは突然の雨で傘がないようだった。私は、念の為いつも傘は置いてある為、傘はあった。だから、私は、こう言った「よかったら、私の傘に入りませんか」
華恋さんは、少し頬を赤く染めて、「ではお言葉に甘えて、お願いします。ありがとうございます。」その姿がなんとも可愛いらしかった。だから、今、相合傘をしている。これがきっかけで、恋が実ってくれたらな…と、そんな呑気な考えを捨て、華恋さんとの時間を大事にしようと思った。
6/19/2024, 10:35:45 AM