木の枝から、木々に積もった雪解け水の雫が滴った。僕は思わず首をすくめた。呼吸が荒い。「大丈夫ですか?」山の上の方から、声が聞こえた。やはり、登山靴以外で山を登るべきではなかった。危なく死ぬところだつた。「だ、大丈夫…」凍ったような硬い声で、僕は答えた。200メートル以上、滑り落ちたようだ。木の幹にぶつかっていたら、ただではすまなかっただろう。
4/21/2026, 12:06:27 PM