「ごめんね」
アメリカは訴訟社会といわれるように、何かトラブルがあると弁護士に任せるようだ。だから本人は要らないことはしないようにすすめられる。謝ることは後でもいいのだ。それに対して日本は何事も穏便にすませようとする。トラブルが表ざたになると、社会的信用も落ちるし、ましてや訴訟にでもなれば時間もかかるしお金もかかる。日本人の美徳の1つに謙虚さをあげる人もいる。日本人はまずトラブルがあると、自分にも落ち度があったとして謝ることが多い。アメリカ社会では理解できないことかもしれないが、日本ではよくあることだ。礼儀作法とは違うかもしれないが、相手を思いやる気持ちは昔からあるようだ。
「ごめんね」という言葉。普段は忙しくて昔のことは忘れてしまう。でも時間に余裕ができると、悪気があったわけではなく、なんとなく成り行きで言い忘れた言葉があった。胸が詰まるような後悔がのこる。
5/29/2023, 5:17:36 PM