noname

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透き通るほど綺麗な空と。
舞い散る花弁と。
天使の、羽。
と、
君の瞳。

淡い紺色の瞳と。
ピンク色の花弁と。
真っ白な、雲ような天使の羽。

透明で綺麗だが。
どこが抜き通り。
裏がある。

見えないはずの裏だ。

美しく見えるそれは、
僕には、どう感じてるのだろうか。

そして、何を思ってるのだろうか。

分からないが、
透明である以上。

それ以下もそれ以上もないということだ。

11/8/2025, 1:59:43 PM