末永く一緒にいたい
嘘じゃなく言えるのは
君にだけ
「僕もだよ」と
君が言えるのも
私だけでしょう?
ペアリング欲しい?
そうLINEで訊いてくる君が
なんだか愛おしくて
それに歯止めをかけなくていい
それが愉快だった
愛って信じることなんだろね
君の世界を信じること 思うこと
君が私のために
「いなくならない」
と言ってくれたあの日から
それでも君を疑ってしまう
目を閉じて
また開く
じゃあもいっかい
できるかい?
無理だな
次はだめかもしれない
ああこわい
だけど幸せだぁ
人混みで手を離すことはできるのに
アパートの一室では躊躇ってしまう
「大丈夫だから」と君が優しく言うのに
子供みたいに
なぜか今日も泣いてしまった
本当はわかってんな。
私が消えてなくなりそうで
君も消えてなくなりそうで
何を守って生きればいいのか
わからなくなってハグをしている
どうとでもできる未来と
どうにでもなる未来と
そんな力を持ってしまって
それがこわいんだと思うんだ
君を巻き込みたくはないんだ
ねえ"今"にいようよ
未来に住むのはやめようよ
なんてそんなことを言い聞かせるのは
いつも君のいない部屋の中
6/18/2024, 2:03:20 AM