君はいつも素っ気ない。
好きなことも、得意なことも、嫌いなことも、苦手なことも。
みんなは君に距離を感じているようだけど、いつも変わらない顔で、でも時折ほんの少しだけ変わる君の顔は私の心を突き動かすのに十分だった。
この顔は私しか知らない、と思っていた。
でも最近、君の事をよく見ている人が増えているように思う。
気づいて欲しくない。君の魅力に。
誰も気づかないように、私の君に対する一方通行な特別にしておきたかった。
どうしようもできない自分がもどかしい。
私だけの『とくべつ』で、いて欲しかった。
【ただひとりの君へ】
1/20/2025, 7:19:42 AM